2012年10月12日

『ドイツ クリスマスマーケットめぐり』発売!

tram_iconessay2.gifトラム絵日記
ようやく夏が終わったところで何ですが、このたび 『ドイツ クリスマスマーケットめぐり』(産業編集センター) という旅エッセイ本を発行いたしました。3年前に出した『ベルリン 東ドイツをたどる旅』と同じ、同社の「私のとっておき」シリーズの32番目になります。
クリスマスマーケットというのは、クリスマス前の4週間、ドイツ各地の市街中心部に登場するお祭り屋台のことで、この本では国内10都市をめぐり、各街それぞれのマーケットの特色などを紹介しています。

実はちょうどこの、クリスマスマーケットが始まる11月末頃のドイツって、どんよりとした曇り空が広がる日の多い、寒々しくも物悲しい季節なのですね。私が初めてドイツで過ごした1年は、9月に渡独したので、ちょうど日照時間がどんどん短くなっていく頃でした。そんな中で、孤独と心細さを抱えていた時に出会ったクリスマスマーケット。それはまるで、暗闇の中を歩いていたら向こうに明るい光が見えたような、そんな劇的な体験でした。

それから20年以上を経て、ドイツの冬に何ら物怖じしなくなった私が、クリスマスマーケットについての本を書くことになったわけです。

人がなぜドイツのつらい冬を乗り切れるかというと、それはいつか春がやってくるということを知っているからです。そして、この暗くて寒い季節のまっただ中にクリスマスがあるのも、苦しみに満ちた人生の中でキリストの降臨を待ち望んだ人々の思いの象徴のように思えるのです。

そんな私の密かな思い入れの詰まった1冊です。お手に取っていただければ幸いです。

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リューベックの市庁舎前のクリスマス市。古い市庁舎建物の荘厳な雰囲気がすてきです

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アーヘンの食べ物屋台に描かれたお花柄がかわいい

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エルツ山地の伝統的な坑夫と天使のフィギュア

posted by トラム編集部 at 23:41| Comment(4) | TrackBack(0) | トラム絵日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
注文しておいて、本日読むことができました。
これから寒くて暗くて長いドイツの冬が始まるのかと憂鬱になる所でしたが、この本を読んで今年の冬はクリスマス市をたくさん見に行こうと気合が入りました。
Posted by たけぞう at 2012年10月13日 03:45
たけぞうさん、

購入&コメントありがとうございます!
私個人的には、エルツ山地のクリスマスマーケットが特に印象深かったです。
はるばる出かけて行く気合いがあるならばぜひ!
ほかにもおもしろいマーケットを見つけたら教えてくださいね
Posted by tomo at 2012年10月15日 04:52
クリスマスマーケットの本ってないのかな?と思って本屋に行ったらあったので、迷わず買いました!ぴったりすぎてちょっと叫びました!今年行きたいなと考えています。
どこに行くか考え中だったのですが特徴や見市さんの素直な意見?があり笑、とてもおもしろく読みました!早く行きたいです、ら
またぜひ他にもいろいろドイツのことを書いてほしいです!
Posted by ぽゆ at 2013年10月15日 22:23
ぽゆさん

わー、うれしいコメントありがとうございます!
すてきなご旅行になりますように。
Posted by tomo miichi at 2013年10月16日 04:00
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